TOP

生駒市の内科・循環器内科 カズクリニック

花粉症

スギやヒノキなどの植物の花粉や、家のホコリの成分のダニなどのハウスダストが原因となって、鼻の中の粘膜でアレルギー反応がおこり次の症状が花粉症の3大症状です。

1くしゃみがでる

生体が花粉を外に出そうという反応です。

2鼻水がでる

花粉を洗い流そうする防衛反応です。風邪で感染したときの色のついた粘り気のある鼻水と違い、透明でサラサラしてます。

3鼻がつまる

鼻の粘膜が腫れ鼻の通りが道が狭くなりつまります。

奈良・大阪の花粉(冬・春編)

花粉症の症状のメカニズム

スギやハウスダストなどのアレルゲンが鼻の粘膜のヒスタミン受容体や血小板活性化因子(PAF)に結合するとくしゃみ、鼻水、鼻づまりの症状が発現します。言い換えると花粉が粘膜に接触するとリンパ球の一部が活性化されIgEが産生されマスト細胞のヒスタミン受容体とPAF受容体が刺激されます。



花粉症の治療

① 抗ヒスタミン薬

この治療薬の代表は抗ヒスタミン薬でヒスタミンがヒスタミン受容体にくっつくのを制御します。商品名 アレグラ、アレロック、サイザル アレジオンなど。またヒスタミン受容体拮抗薬の点眼薬はパタノール点眼薬とリボスチン点眼薬など。


② 抗ヒスタミン薬+抗PAF(血小板活性化因子)薬

これまではヒスタミンのみを抑制する内服薬が中心でしたが2014年頃よりヨーロッパや米国で抗ヒスタミン薬と抗PAF薬の合剤が薬としての有効性や安全性が確認され日本でも2017年の3月に保険適応薬となりました。現在ルパフィン(ルパタジンフマル酸塩錠)が処方可能です。 ルパフィンの特徴は抗PAF作用が加わったことで二つの経路から鼻炎の症状をより抑制することはもちろん、鼻炎の遅発相反応のの夜間の鼻閉に有効性が認められています。


③ 漢方薬「ツムラ19番 小青竜湯」

特徴は眠くならない。花粉を受け止める免疫細胞を制御する機能のある半夏が主たる成分の漢方薬です。8種類の生薬が含まれます。半夏は日本各地に存在する雑草。乾姜(カンキョウ)は生姜の根茎を湯に通し蒸した後乾燥したもの。生姜らしい働き、つまり血管を拡張させ組織の血流を良くして体内組織内の水分の停滞を取ります。だから炎症を抑えて鼻粘膜などの呼吸器を温めます。五味子は赤い果実として古典にも記載されています。咳を止めたり滋養強壮の作用があります。その他5種類の生薬でアレルギー性鼻炎だけでなく、アレルギー性結膜炎も含め抗アレルギー作用があります。


④ ステロイド剤

鼻炎の病態は炎症です。炎症によって鼻粘膜が腫れて空気の通るところが狭くなったり多量の鼻汁で鼻閉が生じたりするときは局所のステロイド剤も選択薬のひとつです。
商品名 フルナーゼ、ナゾネックスなど。